>>60    ニコンF4にニッコールGレンズを装着して撮影は可能だが、プログラムオートとシャッター優先 
 オートでしか撮影できない。マニュアル露出と絞り優先オートは、F4では不可能。 
 なぜかというと F4のボディには絞りをコントロールする機能がないから。 
 F5,F6はボディ側から絞りのコントロールが可能。 
 マニュアルフォーカス機(FMシリーズとかFEシリーズ)では Gレンズは装着できても 
 絞りのコントロール(すなわち露出制御)は一切出来ないので 撮影には向かない。   
 ニコンのレンズは大別して4種類(あるいは4世代)ある。   
 その1:初期のマニュアルレンズ(非Ai系といわれるやつ) 絞り環がフランジ面より突きだしているため 
 AF世代のフィルムカメラやデジタル一眼レフには装着できない。が 例外があり、ニコンF4では絞り連動ピンを跳ね上げることで 装着撮影可能。ただし露出計は一切連動しない。F5でもニコンSCで同様の 
 改造は可能と聞いている。この点で F4は一番面倒見の良いカメラとも呼ばれる。   
 その2:AiやAi-sと言われるマニュアルフォーカスレンズ。これは今でも一部販売継続されている。現在のデジタル一眼レフでも装着可能。高級機では露出計も連動するし、絞り優先オートでの撮影も可能。 
 D一桁機(D1‾D4)やD200‾D300など。   
 その3:初期〜現行機で「絞り環が着いた」AFレンズ。まあこれが一番汎用性は高い。FM/FEシリーズの 
 マニュアル機にも使えるし AFフィルム機、デジタル一眼レフどれでも使える。   
 その4:近年誕生したいわゆる「Gレンズ」と称される「絞り環のないAFレンズ」。フィルムだと 
 F5/F6/F80シリーズでないと使いにくい。F4/F801/F90でも機能限定で使えるが(プログラムと 
 シャッター優先オートのみ)。 
 細かいところははしょったが ニコンレンズに関しては「だいたい」上記の理解でよい。
 返信する