濱谷 浩
1915-1999
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016 2012/09/06(木) 09:01:05 ID:IFr2ywIAEM
濱谷師が説いているように、
撮影者には表現の意図が伝わるように合目的の努力が要る。
例えば、商業写真家なども目的を念頭に置いて周到に準備実行するはず。
観賞者の琴線に触れ社会的実践につながることを目指す。それがリアリズムだ。
濱谷師はある高名な総合誌にアワラの田植えの写真を持ち込んだが、
「面白くない」と退けられ、対して抗議の言論を展開した。
「こんな山の中で、無抵抗で、黙々と働いている農民に代って、発言したかった。
ジャーナリズムの良識は、こうした面に場を提供して欲しい。
私はめったに写真を売り込むことをしないが、この写真は是非使ってもらいたかった。
(中略)
写真はいくらすぐれたものを作っても、結局は、発表されなければ、意味がない。
できるだけ、多くの人の目に触れることが望ましい」
(出典:写真家からジャーナリズムへの抗議
〜「カメラハンドブック」誌1955年10月臨時増刊「今日と写真」)
編集者は反省して師の連載ページを設けた。
濱谷師は風景も撮ったがその真意は風土(人々の暮らし)を撮るということだ。
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